「こどもの眼」9月号 園長 早川 成
2017/09/01

「こどもの眼」
〜 夏休みに
考えたこと 〜 
園長 早川 成

とにかく忙しい夏でした。忙しく慌ただしかったのですが、盛り沢山でもありました。また、大変だった半面、楽しくもありました。結果として、楽しかった分だけ宿題がたくさん残っていますが、キツイ思いをした分だけ、多くのことを学ぶことができました。
夏の初め、タレント・歌手のつるの剛士さんと対談をしました。九州沖縄地区の私立幼稚園教師研修会が今年は福岡県で開催されました。県の教育研究委員のお役目で前年度から企画に携わっていたのですが、昨年の忘年会の時だったでしょうか?酔った勢いもあって記念講演のトークショーの相手を買って出てしまっていたのでした。大勢の前でしゃべるのは平気な性質ですし、何よりも、彼がウルトラマン(ダイナ)であること、アウトドア派でキャンプや野遊びが大好きであること、子ども(2男3女)とのエピソードをいっぱい聞くことができそうなこと等々、頭には楽しみなことしか浮かばなかったので、期待はあっても不安な要素は少しもなかったのでした。が、しかし…。さすがにアクロス福岡のシンフォニーホールで1500名を前にステージで対談をするとなれば、何の話をどう展開するかぐらいは考えておかないとヤバイんじゃないかと考えて、トークの骨子を作ってプロダクションとメールでやりとりをすると、「つるのがどんどんしゃべりますから…」ぐらいのことで、対談の内容については、良いでも悪いでもなく「大丈夫でしょう」という返事で終わってしまったのでした。そうなると、自分が楽しむつもりで引き受けた対談でしたが、いつもは「まぁどげんかなるっさい」(どうにかなるさ)と開き直れる私にもさすがに不安がよぎり、「個人の趣味の話で盛り上がってんじゃねぇ!」「記念講演なんだぞ、自分だけ楽しんでどうすんだ…」など、散々な苦情が脳裏に浮かんで来るようになったまま、とうとう当日を迎えてしまいました。
会場では朝から「頑張ってね」「大役ご苦労さま」との励ましが全てプレッシャーとなる中で落ち着かない時間を過ごし、ついに出迎えたタクシーから、つるの剛士さん本人(当たり前ですが)が現れました。いや、カッコイイ。やっぱり芸能人はオーラがありますね。でも、不思議と緊張感よりもワクワク感が膨らんできたので、心の中でホッとひと安心。ところがやっと本人と打ち合わせができると思っていたのに、楽屋で早速トークの案を渡したところ、ちょっと目を通して「いいんじゃないですか。楽しくやりましょう。」と、一瞬でやりとりはおしまい。ということで、結局ぶっつけ本番にはなりましたが、ネガティブなイメージは忘れ去ることができ、自分勝手に盛り上がっていい感じで本番を迎えることができました。
さて、無駄に紙面を使ってしまいましたが、肝心の対談の中身です。記念講演のタイトルは「子育てトークショーつるの@ャ楽しい子育て」。前半は子ども時代のエピソードやご自身の紹介、後半は家族とのエピソードを交え、夫として父親としてのつるの流≠語ってもらいました。印象に残っているのは、つるのさんは御両親に口やかましく言われたことがなく放任主義で育てられながらも、様々な局面で「父ちゃんと母ちゃんの子どもだから、お前は大丈夫だ」と言われ続け、「根拠のない自信」が育ったこと。それで、自分自身も父親として「パパとママの子どもだから大丈夫」とだけ言っておけば何とかなると思っているという話。つるの流とは親子夫婦の関係つまり「家族・家庭」が基本であるということ。そして子ども達には夢中になるもの≠見つけて欲しい、興味のあることに一生懸命になって成長していって欲しいということでした。育児や教育についてのいわゆる「講演会」的な話ではありませんでしたが、「自分が育てられた環境が自分の子育てに大きく影響している」ということ、「自分が親から受けたものは自分が我が子に伝えたい事としっかりつながっているということ」に強く共感し、ただ芸能人に会って話をした≠ニいうことに留まらず、自分の育ちと自分の子育てについて考える学びの多い対談となりました。
そんな研修ラッシュの夏休みを過ごしていましたが、8月の半ば過ぎに八十になった母を誘い、親・子・孫四代で一泊のキャンプに行きました。息子と孫と私の男三人で温泉に浸かり、焚火を囲んで飯を食う。息子や娘と酒を飲みながら、すでに時効となった思春期の暴露話に笑ったりため息をついたり、15年近く前と同じように星空を眺めながら流れ星に歓声を挙げたり、いい時間を過ごしました。そうこうするうちに一人また一人とテントに入っていき眠りにつきましたが、なぜか母親が起きてきて、最後は二人で焚火を挟んで話し込みました。「昔、我が家にはこんな時間はなかったよねぇ…。」
家族でキャンプ、水入らずで旅行、皆で外食や買い物を楽しんだり、休日にイベントに出かけたり、そんな時間も余裕もない毎日でした。親は親で仕事や家事、子どもは子ども同士で遊んでいた、そんな時代でした。「でも楽しかったなぁ。」焚火とランタンの明かりの下で、あんなこともこんなこともあったと、話が続くのです。何もなかった時代ですが、そこには一体何があったのでしょうか?思い浮かぶのは「何でもない日常生活の中で、話をすることはいっぱいあったかもなぁ」ということです。
物がなかったから、どこにも行けなかったから、大人は大人、子どもは子どもで過ごしていたから、お互いに話をしたり聞いたりする時間を大事にしていたのかもしれません。そう考えると、同じ場所にいても一緒に何をするでもなく、同じ時間を過ごしても話もせずに、ただ何となく過ごしてしまっていたならば、「焚火を囲んで話し込む…」なんてこともなかったかもしれません。心地のよい時間≠ヘ、一緒にいる時間の長さよりも中身、特別なイベントよりもたわいもない日常の会話から生まれるような気がします。ネット全盛期、スマホでつながる時代ではありますが「SNSでは絶対に得られない時間、築けない関係がある」と、改めて思います。
もっともっと子ども達の話に耳を傾けましょう!会話を楽しむ時間を作りましょう!
二学期が始まります。皆さんでいい時間≠過ごしていきたいと思っています。

げんきワールド9月号 体育講師 手嶋和仁先生
2017/09/01

朝晩は少しだけ涼しく感じられるようになりましたが、まだまだ凄く暑いですね…毎年「今年の夏の暑さは…」みたいな話になりますが、本当に今年の暑さは強烈でした…その暑さのせいか、子供の頃から夏には必ず行っている“海”に、この夏は行っていません…もっと若かったときは夏になると、ジェットスキーやシュノーケリングといった海での遊びが楽しくて楽しくて、夏を待てずに5月頃から毎週のように海に出かけていたのですが…2,3年ぐらい前から海に浸かるのがとってもきつくなりまして…昔は何とも思わなかった、海から上がった後の“べたべた感”や、ちくちく刺してくる謎の生物、ひとしきり遊んだ後の運転のだるさ…等々が嫌になってきました。「一番好きな季節は夏!」なんて言っていたのが嘘のように「春と秋がいいよね…」なんていうようになってしまいました…週末は子供達のラグビーに行くことがほとんどなので、海に行く暇が無かったと言えば無かったのですが、行こうと思えば行けたはず…やはり“年齢”のせいなのでしょうか…海より、サウナの後の水風呂の方が何倍も気持ちよくなってしまっている事に少し寂しく思う夏の終わりなのでした。
 さて、いつものようにまえおきがとっても長くなってしまいましたが、いよいよ2学期!運動会に向けてスタートです。毎年、2学期が始まる前に各学年の先生達と運動会の種目について話し合うのですが、一言で年中さん、年長さんといっても毎年みんなが同じ訳では決してないので、その年の子供達の様子や、雰囲気等を考えながら“今年は子供達のこんな所を見て欲しい”“ここを頑張って欲しい”と言った目標を決めつつ種目を選んでいきます。運動会だからといって、見た目の華やかさ等は求めていませんし、子供達の持っている力以上のことを、無理してさせたりもしません。これまで園での活動で身につけてきた力や、少しだけ難しいことにがんばってチャレンジする姿を見ていただき、お家の方々に色んな事を感じて頂けたらなあ…と思っています。
 2学期が始まったばかりで、「いまいち調子が…」なんて子供さんもいっぱいいると思いますが、少しずつエンジンがかかり、本調子になってきます!そして、それぞれ色んな“おもい”を胸に運動会の練習に取り組んでいくことでしょう!ただ、運動会に限らず、2学期は行事が目白押し!いつもより疲れてお家に帰ってくることも多くなってきます。もりもりご飯を食べて、しっかりと身体を休めることで次へのパワーへとつながっていきます!ゆっくり休み、リラックスする時間も大切にしてあげてください!
 最初にも書きましたが、まだまだ暑い日が続きそうです!子供さんには、たっぷりの水分を持たせてあげて下さいね!僕も、朝から晩までお茶やスポーツドリンクをガブガブ飲みながらなんとかこの暑さを乗り切っています!
…そういえば飲み物も、炭酸ばかり飲んでいたのに最近は、あんまり飲まなくなってきたような…これも、もしかして“歳”のせい…???いやいやいやいや、まだまだ若ぶっていきますよー!!

「こどもの眼」 7月号 園長 早川 成
2017/07/04

「こどもの眼」
〜経験≠フ力〜 
園長 早川 成

4月、5月、6月…と、あっという間に月日が経ち、いつの間にか一学期も終わりを迎えようとしています。月一回の私の至福の時間、年少さんとの「運動あそび」もすでに3回目を終え、子ども達は回を重ねるごとに忍者の修行≠楽しみにしてくれるようになりました。今年もやっと「毎朝門の前に立っているおじさん」から無事「園長」に昇格し、「園長先生!」「また遊ぼうね!」と声を掛けてもらえるようになったところです。このように、こひつじさんや年少さんは4月当初を思い出しながら成長を感じているのに対して、年中さんや年長さんは学年の差≠感じることによって、その成長を実感させられることがよくあります。年少さんの様子を見ながら「年中さんも一年前はこうだったなぁ…」と思い浮かべてみると、随分と年中らしくなっていることに気が付かされるのです。例えば、年少さんが初めての農園にバスで行き、遊んで帰ってくるのと比べると、年中さんは当たり前のように歩いて行って帰ってくるのですから、その成長ぶりは「スゴイ!」の一言です。そして更に年長さんと一緒に歩いてみると、足取りの確かさや歩くペース、安全面の気配りが年中さんとは比べものにならないぐらいしっかりしているのに驚かされ、「大きくなったなぁ…」と一年の成長をつくづく感じるのです。
年中さんは、つい先日「お泊り会」を終えたところですが、その日が近づいてくるにつれてだんだん不安が強くなる年中さんを見ていると、年長さんは、やけに余裕があるように感じられました。ところが、今度は立場が逆転します。キャンプを目前にして少しずつプレッシャーを感じたり不安を募らせたりする年長さんを尻目に、お泊りを終えた年中さん達は自信に満ち溢れた表情で、弾けたように遊ぶ姿を見せてくれるでしょう。未経験のことに対峙した時の不安と、乗り越えたときの自信。そんな子ども達の姿のビフォー&アフターを、私はいつも楽しみまた喜んでいますが、保護者の皆さんにも、その「成長の軌跡」を見逃さないように、しっかり味わっていただきたいと思います。
子ども達は、毎日いろいろな出来事を経験しながら様々な力を身に付けていきますが、その成長の道のりは、なだらかな坂道を同じペースで歩いていくような一本調子のものではなく、時々立ちはだかる壁をよじ登ったり飛び降りたり、立ち止まったり急いだりしながら、何かの拍子に階段をポンと一つ上っていくような、そんな成長の仕方であるように思います。子ども達は、日々の経験の積み重ねや関わりの繰り返しによって、階段を上る力を蓄えています。お泊り会やキャンプが子ども達を育てたのではなく、日頃の経験によって培った力がこの機会に発揮できたことが達成感となり、大きな自信を持つことができ、それが成長につながったのです。行事やイベントは成長の階段を上るきっかけにはなりますが、そこに至るまでの経験≠フ積み重ねこそが大事であることを忘れずにいたいと思います。
先日、一年生の授業参観に行く機会がありました。国語の授業で、「○○を△△する。」という文章をつくる学習でした。黒板には○○の部分に該当する絵カードが貼って有り、カードを選んでは後に続く△△の部分に入ることばを発表していきます。皆、張り切って次々に発表する姿があり、「傘をさす」「魚をたべる」「セミをとる」など、黒板に文章が出来上がって行きます。私に気が付いてニヤニヤしている卒園児達に、「よしよし頑張ってるな!」と親指を立てて合図を送りながら各教室を回っているうちに発表の時間が終わり、自分で文章を考えて書く机上でのプリント学習になりました。目の前に卒園児がいたので覗き込んでみると「えをかく」と書きました。「ほうほう、なかなかいいぞ」と思いながら次に何と書くかを見ていると、今度は「えびをたべる」と書いています。私は「はは〜ん。最初に思いついたえ≠ナ始まる言葉シリーズでいくつもりだな?考えたな!」と笑いたいのを我慢して次に移動しました。期待しながらプリントに目をやると、そこには「くさとりをする」「にんじんをきる」と書いてあるではありませんか。私はもう嬉しくてたまりませんでした。周囲には、「げーむをする」「てれびをみる」「おやつをたべる」など、まぁ思いつくだろうなというような文章が多い中、確かめたわけではありませんが、おそらく他にはいないんじゃないでしょうか?まさしく経験≠ゥら出た言葉、やったことがある≠ゥら思いついた文章だと思うのです。私は、その味のある文と、その子らしさに一人で感動していたのでした。あとで、参観に来ていたもう一人の教師にそのことを伝えると、その教師も同じ思いで回っていたようで、一人の男の子のことを報告してくれました。その子の考えた文章は「みんなをよぶ」だそうです。感動を通り過ぎて、もう泣きそうになりました。いやスゴイ!その子の表情や幼稚園の時のことが目に浮かび、ジーンときて心がほんわりとなりました。文章力とか語彙力とかではありません。その学習の本来のねらいや単元の「めあて」とは違った次元で、天使っ子の子どもらしさ、面白さやおおらかさ、感性≠フ豊かさに拍手を送りたい気持ちでいっぱいになった授業参観でした。
「あそび塾」についてきた一年生のお兄ちゃんが、思い切り泥遊びや水遊びを楽しんだ後、「あ〜ここは天国だぁ!」と言っていたとお母さんから聞きました。何人かのお母さんから、小学校でそれぞれに苦労も不安もある様子をお聞きしていますが、園庭で来る日も来る日も飽きることなく繰り返し遊んで染み込んだ「感性」や、泣いたり笑ったりしながら積み重ねた経験≠ナ身に付けた「力」が、卒園後も息づいているのを感じます。子ども達には、在園中も卒園後も、その個性を磨き、その子らしく成長していって欲しいと心から願っています。

チャプレンのお部屋 7月号 天使こども園チャプレン 久留米聖公教会 牧師 司祭 中野准之
2017/07/04

チャプレンのお部屋  7 月号
チャプレン 中野 准之
 テレビで「腹筋」を自慢する芸能人を見ました。この頃は「腹筋女子」というのもあるそうで、まあ、なんかかっこいいですよね。わたしも若い頃(すごい昔。ずいぶん昔)は、腹筋を自慢していた頃もありました。(遠い昔、めっちゃ昔?)何を隠そう、昔は体操選手だったんですよ、わたしが。いや、ほんとです。逆立ちや宙返りだってしていたのです。だから、腹筋だってちゃんと割れていたのです(昔は…!)。今はその栄光の影もなく、お腹も縦にではなく横に割れて二段腹、三段腹?お風呂に入るときには、その変わり果てた姿に、そっと鏡から目をそらす日々です。
 さて、そんなこととは関係なく、梅雨が訪れ、夏がやってきます。日々の気候の変化で病気になりやすいので、特に子どもたちには気を遣う季節です。何より「元気」であってほしいのが子どもたちです。そして、そのためにはお父さん、お母さんも元気でいてほしいです。
 5月の「母の日」に続いて6月の父の日がありました。「母の日は、母としての自覚を持つ日」、父の日は「父としての自分を振り返る日」と、どうも素直に楽しんでいないようです。母であること、父であることを存分に楽しみ、夫婦であること、家庭を持っていることを喜んで日々を過ごしたいですね。梅雨空に負けず、「腹筋女子」に負けず?

7月の聖書のことば
「わたしたちに必要な糧を今日与えてください。」
マタイによる福音書 6章11節
 キリスト教の教会には必ず「主の祈り」があります。というのも、キリスト=「主」が教えられた祈りが「主の祈り」だからです。主の祈りは、神と人、人と人との関係への回復が祈られていますが、7月の聖句に当たるところでは、突然日常的な要望となっています。
 子どもたちが覚えている主の祈りの該当部分は「わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。」となっていて、少し混乱するかもしれませんが、意味は同じです。つまり、「わたしたち」が毎日食べる必要な糧(食料・食事)を与えてください。という内容です。
こども園での給食にしても、家庭での食事にしても「神様に祈らなければ食べられない」ということは現実にはないと思いますが、「祈る」ということによって「感謝」が芽生えますから、食事のときの必要な手順とも言えます。
それに、この祈りの主語「わたしたち」は単純には一緒に祈っている子どもたち「みんな」を指すのですが、同じ時代に生きる日本の子どもたちすべてを「わたしたち」と考えると、この祈りは突然緊迫した祈りとなります。子どもたちの貧困の問題や、格差社会という社会的課題も頭に浮かぶからです。まして、世界中の子どもたちを「わたしたち」の中に入れると、祈らずにいられない祈りなのではないでしょうか。
 夏休みは、普段と比べて旅行や外食も増えるかもしれません。どうぞ、その中で7月の聖句が生かされ、用いられますように。

げんきワールド 7月号 体育講師 手嶋和仁先生
2017/07/04

5月号で書かせて頂いた、“ガラスのハート”を持つ長男の、中学ラグビーの引退がいよいよ近づいてきました。読まれていない方もいらっしゃると思いますので、5月号の内容をちょっとだけ…あと少しで引退…という4月の中旬頃から、練習を休みたがったり、自信をなくしていた長男。練習の時もレギュラーから外れ、自分でもどうすればいいのかが分からなくなっていました。ほっとく手もあったのですが、少しでもモチベーションアップできるよう、週2かい秘密のトレーニングを始め、少しずつ前向きになってきた…といった内容でした。その後、秘密の…の成果もあってかゴールデンウィーク合宿の最終日にレギュラーに入ることができ、そこからは、みるみる自信を取り戻していきました。そして迎えた県大会、頑張ってはいるのでしょうが結果が出せず、あっという間に2敗…トーナメント戦も残り1試合を残すのみとなった6月初旬…いよいよ明後日に試合を迎える金曜の夜…「なんかきついっちゃんねえ…今日寒くない?」と言いながら、早々と布団に入り、暑いのにたくさんの布団をかぶって寝ている長男…ちょっと風邪っぽいだけかな…ぐらいに思っていました。明け方、寝ている長男のおでこを触ると…「!!!っ!」めちゃくちゃ熱いではありませんか!朝起きてくると案の定「はあっ、はあっ…きつい…」と一言。熱を測ると38度超えてます。とにかく熱を下げるべく、朝一で病院へ…奥さんが連れて行くことになったので「すぐ熱が下がる注射か、点滴してもらってきて!」と伝えました。しばらくして病院から帰ってくると、ますます具合が悪そうな長男…「注射してもらった?」と、聞く僕に「そんな注射あるかい!」って怒られたよ…と奥さん。出がけに僕が言った「すぐ熱が下がる…」をそのまま病院の先生に伝えたところ怒られたそうで…そりゃあそうですよね…そんな中、昼からの練習に行こうと着替えを始めた長男でしたが、さすがにとめました。「行って何も出来ないより、今日熱を下げることに専念しろ!」という僕に「うん…」と長男。実は前回の試合で3年生が3人負傷してしまい、次の試合には3人とも出場できないことが決まっていたので「出られない3人の分まで頑張ってこい!」という話を少し前に長男にしていました。その事を長男なりに考え練習に行こうとしたみたいなのですが、トレーニングの事や、レギュラーになれた事、出れない子達の事…色々考えていた僕は、「ここでかいっ!」と普段、熱を出す事なんて滅多にない長男のタイミングの悪さにイライラしっぱなしでした。「だいたい、日頃の自己管理ができてないけんたいっ!」どうしようもないイライラを奥さんにぶつけてしまいながらも、次の日には熱が下がっていることを祈りつつ布団に入りました。気になって夜中に何度長男のおでこを触った事でしょう…そして迎えた試合当日!なんと、熱は39度を超えていました…それでも「試合は行く」というので連れてはいったものの、大きなマスクを着け、これ以上ないぐらいの“猫背”で歩く長男。そんな長男の姿を見た保護者の方から「大丈夫?」「無理させんように…」と言われるたびに「ほんとにすいません…すいません…」と頭を下げるしかありませんでした。もちろん、試合に出ることはなく、試合後すぐ家に帰りました。その後3日間、熱がある状態が続き、やっと調子が戻ったところでようやく「だいたい、自己管理が…」と、言いたかったことを長男にくどくど話しました。幸い、後2試合公式戦が残っていたのが救いでしたが、残りの試合、熱出さないか本当心配です…

こどもの眼 6月号 園長 早川 成
2017/06/05

「こどもの眼」
〜特別≠フ魅力〜 
園長 早川 成

「えんちょうせんせい、こっちきて!」と、年長の男の子が呼びに来て、「ちょっと待って」は通用しない勢いで、有無を言わせず手を引っ張られて連れて行かれました。「見て、スズメバチがおる」と、その子が指さす先には確かにハチが飛んでいました。「あぁ、アシナガバチだね。巣を作る場所を探してるんじゃないかな。」「殺しちゃうとかわいそうだし、どうやったら追い出せるかなぁ…」と私が言うと、その子はしばらく考えてから「お仕置きしたらいいっちゃない?」と答えるのでした。「ハハハ、お仕置きかぁ。確かに出ていくかもね。でも、ハチは意地悪したりやっつけたりすると、怒って攻撃してくるけん、優しく出て行ってもらう方がいいなぁ」と返すと、更に真剣な表情で、しっかり考えています。そこで、私が「先生も考えてくるけん、何かいいアイディアを思いついたら教えてね」と言うと、「うん、わかった」と力強くうなずくのでした。さすが年長さん!です。
さて、NHKのEテレに「奇跡のレッスン」という番組があるのをご存知でしょうか?少し前ですが、フットサル日本代表チームのミゲル・ロドリゴ監督が小学生を指導するサッカー編がありました。招かれた日の最初に、いつもの練習風景を見せてもらっていた監督は、ある光景をみてレッスンの方針を決断します。
反復練習で攻撃の形を覚える練習を見て、「日本でよくみる練習ですね。私ならボールを奪いに来る敵役を一人置いて、常に考えてプレーしないといけないような状況を作ります。その方が実践的で楽しいはずです。」と語ります。次に「ディフェンスはゴール前で中にボールを入れるな。奪われたら危ないぞ。安全第一!」というコーチの声に注目し、「スペインでは反対ですね。中央からつなげと指導します。リスクを背負うことが大事。ミスから学ぶことは多いんです。」と言いました。また、緊張が強い子や自信が持てない子に対して繰り返し言います。「次に頑張ればいい。」「いいぞ、その調子だ!」親や指導者にも伝えます。「悪いところを指摘するのは誰でもできる。良いところをいかに見つけて褒めるかが大事。子ども達をプレッシャーから解放してあげて欲しい。褒めることで自信を持つんです。」と。
ミゲル監督が大切にしていることをまとめると、@考えること、A失敗を避けないこと、B自信を持つことの3つだと思いますが、この指導方針の背景になったと思われるエピソードが、インタビューで紹介されていました。「ある試合で印象的な場面がありました。こどもがシュートをしたら何やってんだパスだろ!≠ニ言い、次にパスをしたらどうしてシュートしないんだ≠ニ言っている。その子は積極的に考えることをやめてしまいました。」私は監督が語る言葉の一つ一つに強く共感しながら画面に見入っていました。
最初に紹介した年長さんとの話に戻ります。彼の表情からは、ちょっと大げさですが「危険なハチから僕がみんなを守る。でもハチの命も大事だからいい方法を考えなければならない。」というような決意さえ感じられました。じっと考える姿からは脳(思考)が動いている様子が、強い眼の光からは心(感性)が揺さぶられていることが、しっかりと伝わってくるのです。「大変だ、危ないハチがいる!」という大発見に遊び心で応じてみると、子どもの成長を実感することができました。奇跡のレッスン≠ナはなくても、子どもの成長に関わるチャンスは身近にたくさんあるようです。
3月のことですが、卒園式の練習に臨んだ年中さんのエピソードを実習日誌の教師のアドバイスに見つけました。『卒園礼拝に参加することは、年少組にはできない年中組だけの特別な*割です。ある子が「年少さんはフラフラしてアーチが持てないから、僕たちじゃなきゃできんとよ!」と言っていました。「気を付けをして、おしゃべりをしない」ことは子ども達にとって楽しいことではなく頑張らなくてはいけないことですが、子ども達の自信や成長につながるような伝え方をすると、子ども達のやる気はぐんと上がります。声掛けの仕方は難しい点もありますが、保育者の言葉は子ども達の力を伸ばす、すごいパワーを持っていますよ。』
特別な経験≠ノ特別な言葉かけ≠ェ加わると、子ども達のモチベーションはみるみる上がります。いや、何でもない日常の出来事でも、声かけ次第では特別な経験≠ノなり、自信や意欲につながります。
残る1学期、お泊り会やキャンプを始め、どの学年でも特別な′o験をする機会がいっぱいあります。その一つ一つが彼らの成長の糧となるように私たち大人にできることが、何気ない日常生活の中にも沢山あると思っています

チャプレンのお部屋6月号 天使こども園チャプレン・久留米聖公教会 牧師 司祭中野准之
2017/06/05

チャプレンのお部屋  6月号
チャプレン 中野 准之
 アメリカ大統領のトランプ氏が地球温暖化対策からの離脱を発表し、世界のほかの国と歩調を合わせない決断をしました。しかし、6月でこの暑さ、夏本番になったらどうなるのでしょうか?そして、このままで本当にいいのか、とも思ってしまいます。
 でも、そんな異常気象に負けることなく、元気に遊ぶ子供たちを頼もしく感じながら、自分の年を感じています。こども園の大規模改修に伴い、教会施設を保育室として使っていただいている関係で、子どもたち(今現在は年長さんたち)と顔を合わせ、言葉を交わす機会が増えています。「チャプレン。何でここにおると?」とか、「チャプレン。なんばしよっと?」とか質問され、「ここに住んどっと」「仕事ばしよっと」と、久留米弁丸出しで答えています。でも、なんだかとても楽しい気分です。
 環境が変わっても、元気に遊ぶ子どもたちですから、きっと「お泊り会」や「キャンプ」でも、大丈夫ではないだろうか?と思っています。親元を離れての二日間、もしくは三日間、わたしも子供たちが小さかった時、心配になっていたことを思い出します。でも、いろいろあるかもしれませんが、子どもは結構ケロッとしているみたいですよ。

6月の聖書のことば
「あなたがたは神に愛されている子供です。」
エフェソの信徒への手紙T 5章1節
 昔、盲導犬のことを学ぶ機会があった時、こんな話を聞きました。盲人にとって、盲導犬はとても大切な存在です。盲導犬がいるから、自由に動き回れるからですが、でも、もっと大事なことは、盲人と「共に生きる存在」という役割です。盲導犬といえど、犬ですから、飼い主であるご主人〈この場合盲人の方〉がいないと、生きられない存在です。そのことが、ご主人である「人」にとっては、とても大切なことだ、というお話でした。誰だって、自分が「必要な存在」であることは、生きるための大きな支えです。盲導犬が役に立つこともさることながら、盲導犬の存在そのものが大きな意味を持っている、ということでした。もっと、盲人の方と共に生きる盲導犬が増えるといいな、と思いつつ、盲導犬の存在に、そんな意味があったことを知らされました。
 『神様がいて、神様が「あなた」を愛してくださっている。』
キリスト教会の使信(伝えたいこと)は、実はそのことに尽きます。その意味では、6月の聖句は、教会がとても大切にしていることが現されています。多くの人たちが、使徒たち〈イエス様の直接のお弟子さんたちのこと〉の生きざまを見て、信じるべき「神」を求めた時、使徒たちが手紙を通して書き送ったことは、親が子供を愛するのと同じように、神様もまた、あなたがたを「愛しておられる」ということでした。
もちろん、親は子供に「きびしさ」も持つですが、それも「愛すればこそ」の厳しさです。神もまた「愛しておられる」ことを知っていることで、使徒たちのように、その生きざまも変わってくるからです。

げんきワールド6月号 体育講師 手嶋和仁先生
2017/06/05

5月とは思えないほど、毎日暑い日が続いていますね…基本、外で体育教室をすることが多いのと、土日は我が子達のラグビーを見に行くことがほとんどなので、僕はすでに真っ黒に日焼けしています。僕もそうですが、あまりの暑さで、いつもより疲れて帰ってくる子供さんも多いと思います、しっかり食べて、しっかり休んで次の日の園での活動に備えたいものですね。
 さて、とっても私的なことなのですが、最近僕はがんばっていることがありまして…それは“ダイエット”…前々から、お腹周りや、顔のお肉のつきかたが気になってはいたのですが、そこまで気にはしていませんでした。そんなある日、まじまじと僕の顔を見た嫁さんが、「昔と全然顔違うよね〜」とケラケラ笑いながら一言…昔は、好きなだけ飲んで食べても全く太ることはなかったのですが、歳を重ねるごとに、飲んだだけ、食べただけしっかりと身になるようになってきました…
「それなら…」と、人生初のダイエットを始めることになったのです。「今日から夜ご飯たべんけん!」と、次の日の朝、仕事に出かけたのですが、その日に限っていつもにも増してお腹がすいて家に帰ってきました…我が家はちょうど夕ご飯の真っ最中…“焼き肉丼”の良いにおいが…「食べんちゃろ?」と、嫁さんがニヤリ…「うん、いらんよ!」と言って、およそ10分…「やっぱ、少しだけ食べよっかな…」と僕が言うと「いやいや、食べんって言ったけん用意してないよ」との返事…「そうよね…でもご飯はあるやろ?小さいおにぎり作ってくれんかな…」と言う僕に、「急に、夜ご飯抜くとか無理やろ?」と、嫁さん…その時のおにぎりがおいしくておいしくて、あっという間に食べ終わってしまいました。不思議な物で、少し食べるともっともっとお腹がすいてしまいまして…気を紛らわすために、近所のスーパー銭湯へ…到着すると、なんと家にタオルを忘れてきていました…新しいタオルを買うのもなあ…なんて考えていると、お腹が………結局、いつも行くラーメン屋さんに行ってしまい、しかも替え玉2かい…スープまでしっかりと飲み干しまして…家に帰ると「はあ〜?」と家族から大笑いされ…「来週から、がんばるよ!」と、ちょっと本気で始めたダイエットは“平日にお酒を飲まない”“炭酸飲料を控える”“夜ご飯は少なめに”“寝る前に腹筋”といった、特別変わったことはしない物なのですが、これまで20年ほど、ほぼ毎日飲んできた“ビール”を飲まないことが出来るのか…が心配でしたが、やってみると意外と大丈夫で月〜金までの5日間でおちた体重は驚きの2,5s!次の日には、3人から「あれ?なんか痩せた?」と言われ、嬉しかったこともあり、始めて3週間…2週目の途中ぐらいから、あまり体重は落ちなくなってきましたが、現在も継続中です!100回から始めた腹筋も今では250回まで増やし、継続中!なのですが今日は、あまりにも暑かったので、1本だけ飲んでしまいました…そういえば昨日も暑かったのでのんだなあ…だめだこりゃ
 ここ数日は、もの凄く暑い日が続いていますね!子供達の水筒の中も、昼頃にはほとんど空の状態になっている事もあるようです。この時期の水分補給はとっても大事です!いつもより大きな水筒にたっぷりの水分を持たせてあげ、ごくごく飲めるようにしてあげてくださいね!!

こどもの眼 5月号 園長 早川 成
2017/05/08

「こどもの眼」
〜 こころの宝箱=` 
園長 早川 成

先月号で、らいおん組になったことが嬉しくてたまらない男の子のことを書きましたが、あとで読み返していて随分と昔の事を思い出しました。始園日の朝、年長の男の子がバスから降りて来ましたが、何だかいつもの元気がありません。どうしたのかな?と気にして見ていると、私のところにきて「えんちょうせんせい、ちょっとはなしがあるっちゃけど…」というのです。「ご相談があるのですが、少しお時間よろしいでしょうか?」と、大人のような物言いが面白くてたまらなかったのですが、深刻な表情に笑うわけにもいかず、近くにいた教師に門を任せて「わかった。話しよう!」と、ベンチに腰掛けて話をしました。「どうした?」と私が切り出すと、その男の子がポツリといいました。「せんせい、なんでオレだけりす組≠ネん?」「なるほど、そう言うことか…」と理由がわかりました。その子の浮かない表情はクラス替えの不満。「話がある」というのは相談ではなく、園長に対する不服申し立て≠セったというわけです。「どうして?お友達たくさんおるやろ?」と聞くと、「○○くんも△△くんもらいおん組≠ネのに、オレだけりす組≠竄?」と口をとがらせて言うのです。「そうかぁ…。仲のいい友達と別々の組になってしまったっちゃね?」と言うと、黙ってうなずくのでした。しばらくやりとりをすると、とりあえず気持ちを吐き出したことで少し楽にもなったのでしょう、最後は「りす組でもきっと新しい友達ができるよ。同じ子ばかりじゃなくって、友達がどんどん増えたほうが楽しいっちゃない?」というような話でおしまいになりました。
子ども達の近くにいると、毎日のように、そして毎年のように、いろいろなことがありますが、そのたびに「話をしてみる」ことがとっても大事です。園生活に慣れるのにかなり長い時間がかかった子からは卒園間近に「せんせい、ボクいつのまにか幼稚園が楽しくなってたよ」という言葉をもらいました。いろいろなことに自信が持てず、泣いてしまうことも多かった子が年長のある日、「あのね先生、ボクいろんなことがわかるようになってきたんだよ」と、階段でのすれ違いざまに突然言ったことも思い出します。ことあるごとに、「何があったのか、どんな気持ちだったのか、どうしたいと思っているのか」を聞いて一緒に考えること、つまり子どもとやりとりをして、そのエピソード≠共有しておくことは、私にとって、相手が園児であれば園長として、我が子であれば父親としての宝物≠ノなっています。ちなみに、最初の話の男の子は、3年前の3月に小学校を卒業し、タイムカプセルを掘りに来たときにこの話をしたら、はずかしそうに笑っていました。もちろん本人はすっかり忘れているようでしたが、お母さんは覚えていて懐かしそうに笑っていらっしゃいました。幼児期の出来事は、子ども達自身は忘れてしまっていることが多いのですが、保護者の皆さんとの間で共有できていることは、私にとってとても幸せなことです。子ども達の成長の一時期を共に過ごした親と園長という立場でのやりとりからもまた、たくさんのエピソードが生まれます。その一つ一つを、これからも大事にしていきたいと思います。
幼児教育の世界では今、「応答性」を大切にした保育が見直されています。教師と子どもにせよ子ども同志にせよ、一方向的な関わりではなくお互いのやりとりがある関係、双方向のコミュニケーションを大切にするということです。「先生、見て見て!」と泥団子を見せに来た子に、「わ〜すごい!上手にできたね!」と返すのはよくあることですが、「スゴ〜イ。まんまるだね!どうやって作ったの?」だったらどうでしょう?もしかすると、子どもは「あのね、こうやって、こうやって、こうやるんだよ。」「でもね、こうしたら崩れちゃうんだ…」と、一生懸命応えようとするかもしれませんね。ただ単に褒められることよりも、興味をもってもらえたことに喜びを感じるとやりとりにつながる。保育の場面で、遊びの中で、投げては受け止め、受け止めては投げ返して…のコミュニケ―ションをもっともっと楽しむ。そんな関わり方を大事にしようと思います。
この一カ月で、数人の子ども達からお手紙が届きました。名前以外は何て書いてあるのかわからないのだけれど、知っているひらがなや数字を綴って一生懸命書いてくれたのがよくわかる気持ちのこもった手紙。眺めるたびに幸せな気分になれる楽しい顔(たぶん私?)が描いてある絵。いろいろな色でいろんな大きさのマルが描いてあり、本人は「いろいろなリンゴ!」と説明してくれたのに、傍にいたお母さんは「あれ?スイカじゃなかったっけ?」と笑っていたエピソード付きの素敵な絵。折り紙に書いてあり中を開くと「えんちょうせんせい、いーっぱいおはなししようね」と、メッセージが書いてあった嬉しい手紙。今年もまた、私の心の宝箱≠ノ入りきれないほどの素敵なエピソードをたくさん詰め込むことができそうです。

げんきワールド5月号 体育講師 手嶋和仁先生
2017/05/08

新学期を迎えもうすぐ一ヶ月、子供達は新しい環境に少しずつ慣れてきたところでしょうか?
手嶋家の子供達は小6、中3となり来年は“ダブル卒業”を迎えます。学校の卒業までにはまだもうちょっと時間があるのですが、長男のもう一つの卒業が間近にせまってきていまして…というのは、うちの子達がやっているスポーツがラグビーなのですが、小4から、6年間クラブチームでやってきたラグビーが最後の大会になるのです。高校に行ってもラグビーを続けるかどうかは別として、親としては、「やってよかった!」と思いながら中学ラグビーを引退して欲しいのですが…
長男は、身長はそこそこあるのですが「え〜っ!ラグビー!?」といわれるほど“ガリガリ”に痩せています。痩せているけど、だからといってもの凄いスピードやフットワークもなく…
中学生ともなると、「うわ〜っ本当に中学生〜?」という体型の子供達が他のチームにはたくさんおりまして…当たり前のことですがそんな子に正面からぶつかると傷んでしまいます…大けがにもなりかねないので、「もっと食べて、肉をつけろ!」「ストレッチをせな!」とさんざん言ってきたのですが、“からへんじ”ばかりで、実行に移しませんでした。微妙な年頃なので、できるだけ、色々言わないように我慢をしてきたのですが、1ヶ月ほど前ぐらいから、「頭が痛い…」「気分が悪い…」と体調の不良を理由に、「練習を休む…」と言い出すようになりました。最初は「じゃあ今日は休むか…」と1、2回は休んだでしょうか…それから何度か、練習や試合の様子を見ましたが、明らかに“一生懸命さ”というか“やってる感”が見えず、そんな感じだと帰りの車の中で「今日のあれはなんや?」と、言わなければいいのに説教じみたことを、口うるさく言ってしまいます。そんな感じがしばらく続いたある日、コーチから「最近なんか自信が無くなっとるみたいやね」と声をかけられました。「そうなんですよね…」といいながらも、どうしたもんかと考えました。後で分かったのですが、どうやら長男自ら、コーチに「自信がない…」と打ち明けたようで…「それを自分の口から言えたって言うことが大事なことですよ!」とコーチからは言ってもらいましたが、僕と一緒で?“ガラスのハート”を持つ長男の“モチベーション”を上げるべく、週2回、秘密のトレーニングを始めました。ほっとけば良いのかもしれませんが、“やりきって終わって欲しい”という僕の勝手な理想というか、わががまというか…このトレーニングをすることで、もしかしたら妙なプレッシャーを感じてしまって、ますます…なんて事も考えましたが、今のところ少しずつ“自信”の様な物が行動や、言動に表れるようになってきています。(ちなみにこのトレーニングは、僕ではなく、僕の知り合いの人にお願いしています…親以外の人の言うことはよく聞き、響くようです…なんでですかね…)スポーツをやっている限り、多かれ少なかれ勝ち負けはついてきます。とくに、学生になるとその結果に異常にこだわることも多々あります。「甘いよ!」と言われるかもしれませんが、スポーツで大事なことは楽しむ事や、達成感だと僕は思います!園の子供達にも、運動を通して、たくさんの“楽しい!”や“やった!”を感じてもらいたいものです!